ChatGPTを活用して質問表現を拡張。FAQの検索精度の向上を支援する意図予測支援ツールの運用を開始

ChatGPT活用サービス第3弾。FAQの検索ちチューニングにかかる負担を50%軽減。意図予測支援ツールの運用を開始

株式会社Helpfeel(京都府京都市 代表取締役/CEO:洛西一周 以下、当社)は、米OpenAIによる「ChatGPT」のAPIを活用した、FAQの意図予測支援ツールを当社のテクニカルライティングチームで運用を開始しました。本ツールの活用により、検索精度を向上しFAQの検索チューニングにかかる作業負担を50%軽減します。フィードバックをもとに開発と改善を進め、近日中に、Helpfeelをご契約いただいている企業様にも提供開始いたします。

■FAQの検索チューニングにかかる作業負担を50%軽減する意図予測支援ツールの機能
意図予測支援ツールの活用により、下記が実現します。
①Scrapbox上にあるFAQ記事の原稿から重要な記述を抽出
②抜き出した記述から意図予測検索における質問文を生成
③質問文から言い換え表現のたたき台を約50パターン生成

27275-204-4d64eb529a29d669cb26565672a467e3-1200x800

■機能の特徴と効果
①原稿から重要な記述を抽出。要点を端的にまとめ高速に内容を把握

本機能は編集環境となるScrapboxのエディタからすぐに起動できます。使用すると、質問文の素となる原稿から重要な記述を抜き出して要点を端的にまとめて提示します。難解な内容であっても要点が端的にまとめられるため、効率よく情報を把握して理解することができます。本機能によりライターはクリエイティブな発想と作文に時間を使うことができるようになります。itoyosokusien1
重要な記述から複数の質問文を生成

②複数通りの質問文を自動生成。AIによりバリエーション豊かな言い換えパターンを展開
抽出された重要な記述をチェックボックスで選択すると複数通りの質問文を自動で生成します。さらに提示された質問文から必要に応じて質問文を拡張することも可能です。AIによる新たな視点での生成結果に触れることで、これまでにFAQ検索システムの運用を通して発見してきた効果的な言い換えパターンの幅をさらに広げ、カバーできる語彙の充実が期待されます。
itoyosokushien2
質問文を拡張し、言い換え表現を約50パターン生成

itoyosokushien3
③AI出力は人間が採否することでクオリティを維持。FAQの検索チューニングにかかる負担は従来の50%削減
AIにより出力された重要な記述や質問文や言い換え表現は、検索データとして有益であるかどうかをライターが判断したうえで使用されます。ライターの確認により質問文のクオリティは担保しつつ、FAQの制作の業務負荷は従来の半分に軽減できます(※)。AIが提案する幅広い言い換え表現を高速に吟味できるため、数多くのたたき台をもとにして、ライターはクリエイティブな発想と作文に注力することができます。
本ツールによって業務を効率化し、FAQのライターがより本質的な作業に集中できる環境を支援いたします。なお、本機能は弊社のテクニカルライティングチームで運用開始し、近日中にHelpfeelのユーザー企業に提供を開始いたします。
(※)当社比。従来製品と比較し業務負荷を50%軽減

■『Helpfeel』についてHelpfeel _KV

「ユーザーに答えを。現場に余裕を。」
「Helpfeel」は、世界初の独自アルゴリズム「意図予測検索」を搭載した、検索ヒット率98%を誇る検索型FAQシステムです。
「意図予測検索」とは、FAQに入力された言葉から検索者が何を知りたいかの「意図」を予測し、その意図に合致する回答をすばやく検索するシステムです。検索ワードが曖昧だったり感覚的だったり、あるいはスペルミスや漢字/かなの表記揺れがあったりしても、お客様の疑問の解決につながる最適なFAQページをすばやく探し出すことができます。また、検索キーワードを入力している途中にも質問を予測して回答の候補を表示します。さらに、サーバー側ではなく端末内で検索することにより、これまでの平均的なFAQシステムに比べて約1,000倍の速さとなる0.001秒の高速応答も実現しました。これらの特徴により、「Helpfeel」はカスタマーサポート担当者やコールセンターの負担軽減と、カスタマーエクスペリエンスの向上に貢献いたします。
なお、従来のチャットボットとは異なり、AIに学習させるためのデータの準備や導入後のチューニング工数も不要です。導入企業様は検索に対する「回答記事」を準備するだけで、高性能なFAQサイトの導入を短期間で実現できます。
 

  • 「Industry Co-Creation(ICCサミット) FUKUOKA 2023」ガーディアン・アワード優勝
  • 「2021年度グッドデザイン賞」受賞
  • 「Industry Co-Creation(ICC)サミットKYOTO 2021」 「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」優勝
  • 「Mizuho Innovation Award」2020年度第4四半期受賞
  • 「 X-Tech Innovation 2020」グランプリファイナル進出
  • 2019年IVS LaunchPad出場


▼Helpfeel導入企業(一部)
日本航空株式会社、株式会社LIXIL、株式会社三越伊勢丹、株式会社伊予銀行、株式会社仙台銀行、ラクスル株式会社、みんなのマーケット株式会社、リトルファミリー少額短期保険株式会社、株式会社ネオジャパン、一般財団法人在宅がん療養財団、日本再生医療学会 、株式会社博報堂DYホールディングス、株式会社リクルート、ヤフー株式会社、パーソルテンプスタッフ株式会社、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、シロカ株式会社、HENNGE株式会社、株式会社 アイム、株式会社ネットプロテクションズホールディングス 、株式会社お金のデザイン、株式会社ミラティブ、株式会社ディー・エヌ・エー 、株式会社ニュートン、ROLLCAKE株式会社 など

■株式会社Helpfeel 概要

創業:2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)
代表取締役/CEO:洛西 一周
京都オフィス:〒602-0023 京都市上京区御所八幡町110−16 かわもとビル5階
東京オフィス:〒105-7108 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階
サイト:https://corp.helpfeel.com/ja/home
---------------------------
【Helpfeelに関する資料ダウンロード・お問い合わせはこちら】
お問い合わせ:https://helpfeel.com/contact
サービス資料ダウンロード:https://helpfeel.com/download_resource/helpfeel_service_guide
---------------------------